

周りからは「公務員はいいよな」って言われるけど、実際は公務員辞めたいんだよなぁ・・・。周りに公務員辞めた人っている?

辞めた人はけっこういますよ!それくらい前の職場(消防)は辞めていく人が多かったです(笑)
この記事では、実際に私の周りで辞めていった7人を検証して、公務員を辞める理由と辞めた後をテーマにして進めていきます。
- 小規模消防(50~70人)
- 田舎
- 転勤ナシ
- ブラック(他の消防から〇朝鮮消防と言われるくらい独裁色が強かったです 汗)
辞めるヤツ多すぎない?って思っちゃいますけど、こういう背景がありますので平に平に(゜_゜;)
もくじ
7人の辞めた理由とその後を分かる範囲で深堀り(概要)
辞めた理由 | その後 | |
先輩1 | 激務+人間関係 | 看護師 |
同僚1 | 公務員の仕組みそのものが合わなかった | 民間企業 |
同僚2 | 消防組織と自治体がイヤになった | アルバイトののち、公務員 |
同僚3 | 消防組織と自治体がイヤになった | 警察官 |
後輩1 | 起業 | 修行として、いったん民間企業 |
後輩2 | 消防組織がイヤになった | 民間企業 |
後輩3 | 人生で一発当てたい | マルチ商法 |

短期間でこれだけ辞めた人がいますが、組織は何も変わってません。公務員の闇は深いですね…
辞めた理由とその後①:先輩1
- 辞めた年齢:30代前半(既婚)
- 在籍期間:10年くらい
- 辞めた理由:長時間勤務+パワハラ
- 辞めた後:看護師
- 辞めた後の詳細:今では正看護師として勤務しているとのことです。

異動で畑違いの部署になり、分からないことを上司に質問しても、ヒントが返ってくるどころか、叱責され別の仕事が振られる始末でした。
そのため、ひたすら残業して仕事の遅れをカバーしていましたが、最後は体を壊す形で辞めていきました。
辞めた理由とその後②:同僚1
- 辞めた年齢:20代後半(既婚)
- 在籍期間:5年
- 辞めた理由:公務員の仕組みが合わなかった
- 辞めた後:民間企業
- 辞めた後の詳細:本人は「辞めて良かった」と言ってました。現在もその会社を続けています。

仕事はできるタイプでしたが、公務員特有の仕事のやり方や組織文化が苦手でした。
家族もいたので辞めるかどうか本人なりに悩んでいたようでしたが、早い段階で辞めていきました。
辞めた理由とその後③:同僚2
- 辞めた年齢:20代後半(未婚)
- 在籍期間:6年
- 辞めた理由:閉塞感のある現状(消防組織・自治体の両方)がイヤになった
- 辞めた後:1年ほどアルバイトをして、別業種の公務員へ
- 辞めた後の詳細:現状には満足していない様子でしたが、現在も公務員を続けています。

元々「公務員辞めたい」が口ぐせの同僚でしたが、ある日いきなり「オレ辞めるわ」と個人的に相談(報告?)を受けました。
消防組織、そして自治体のやり方に対してどうしても不満があるようでした。
辞めた理由とその後④:同僚3
- 辞めた年齢:20代後半(既婚)
- 在籍期間:7年
- 辞めた理由:消防組織と自治体がイヤになっため
- 辞めた後:警察官
- 辞めた後の詳細:消防に比べて忙しいとのことですが、現在も警察を続けています。

彼も閉塞感がある消防組織&自治体がイヤで辞めていきました。
警察官になって数年経って話を聞いてみると「残業が当たり前で消防の時より忙しいけど、なんとかやっていくよ」と言っていました。
辞めた理由とその後⑤:後輩1
- 辞めた年齢:20代中頃(未婚)
- 在籍期間:6年
- 辞めた理由:起業
- 辞めた後:起業のための修行として、いったん民間企業へ
- 辞めた後の詳細:民間企業で働きつつ、資産運用を学んでいるとのことです。

何でもそつなくこなすタイプで、コミュニケーションもしっかり取れるマルチな能力を持っている後輩でした。
ただ、消防の仕事では力を持て余している様子で、最終的に起業に向けて前向きに辞めていきました。
辞めた理由とその後⑥:後輩2
- 辞めた年齢:20代中頃(未婚)
- 在籍期間:7年
- 辞めた理由:組織がいやになった
- 辞めた後:民間企業へ(消防関連)
- 辞めた後の詳細:辞めてホント良かった!と言っていました。
消防が好きで入ったけど、理想と現実のギャップでかなり苦しんでいました。 ただ、他消防の人らとつながりのおかげて、今は消防の関連企業に勤めています。 本人的にも今の仕事、生活スタイルがちょうどよいと言っていました。 遊之介
辞めた理由とその後⑦:後輩3
- 辞めた年齢:20代前半(未婚)
- 在籍期間:2年
- 辞めた理由:人生で一発当てたい
- 辞めた後:マルチ商法の組織へ
- 辞めた後の詳細:辞めてしばらくはLINEのタイムラインで「成功者」というような写真が良く流れていましたが、ある日を境に更新されなくなりました。
職務態度が著しく悪かったです。叱責されても悪びれる様子もなく、自分の都合で組織をかき回し、皆を敵に回していました。 最終的には無断欠勤して、そのまま辞めていきました。 遊之介
まとめ:辞めた理由は本人なりに悩んで出した答え
今回は私の周りの具体的なケースを例に挙げてみました。
辞めた理由を色々分析してみると、最終的には以下の点に落ち着きます。
- 公務員の仕事は自分に合っていないと思う
- こんな組織で一生終えていいのか
- やりたい仕事や到達したい目標があるので、チャレンジしてみたい
- 職場での人間関係やパワハラで疲弊
- 人生で一発当てたい
- 残業が多い
辞める理由は人によって違います。
ただし、辞める要因は1つだけではなく、色々重なり合っているものです。
私自身、辞めた理由は3ですが、別の理由として1と2もかなりの要因を占めています。 もっと自分にあった仕事があるんじゃないか、こんなところで一生終えていいのか、という気持ちが根底にありました。 遊之介
辞めたい理由は人それぞれです。
そして実際に辞めるのは本人の判断ですので、辞めることに良いも悪いもありません。
参考記事として、私が消防を辞める前に悩み、考えたことを記事にしています。
あなたが昔の私と同じように悩んでいるなら、ぜひ読んでみてください。
公務員辞めようか、どうしようか、迷っていますか?私自身、同じような悩みを抱えたまま、1年、2年と過ごしてきましたので、気持ちは良く分かります! 最終的には34歳で消防士を退職し、現在はIT企業で働いています。