

公務員を辞めるために転職活動を始めたんだけど、なかなか時間が取れなくて・・・

退職してから転職活動をした方が集中できるんじゃないの?

ちょっと待ってください!!転職活動は在職中にやらないと、後々後悔しますよ!!
この記事では以下の内容を、私の実体験を織り交ぜながらお伝えします。
- 在職中に転職活動をする理由
- 転職活動のポイントを4つ紹介
- 34歳で公務員を退職
- 退職の半年前から転職活動を開始
- 書類選考、面接で34社連続不採用
- 退職の数日前に転職先が決定
もくじ
在職中に転職活動をする理由
理由は大きく2つあります。
・収入面、精神面の両方の安心感
・職歴の空白期間を作らないため
それぞれ、実体験で解説していきます。
収入面、精神面の両方の安心感

面接先から「お祈り申し上げます」と断りメールが来るたび、ホントに転職できるのか・・・と気分も落ち込みますし、退職日が近づいてくるにつれてマジで日に日に焦ってきます。
これが退職後だったら、収入確保のために妥協した転職になっていたと思います。
職歴の空白期間を作らないため

ただでさえ公務員は書類選考で不利なのに、空白期間があれば「何か問題があって辞めたんじゃないか?」と、面接官から良い印象は持たれません。
在職中であれば、面接の時に「今は公務員だが、どうしても○○の分野に進みたい」と、前向きな気持ちを表す事が言えます。
転職活動のポイントを4つ紹介
-
「公務員を辞める」という決断を持ち続けること
- 転職活動は思った以上にやる事が多いので、早め早めの準備を
- 職場内で転職活動の話は絶対にしない
- 職場の退職手続きもしっかり考えておこう
それでは順番に解説していきますね
ポイント1:「公務員を辞める」という決断を持ち続けること

何言ってるの?辞めたいに決まってるでしょ。

それが途中で「辞めるのを辞めようかな・・・」と決意が揺らぐ事は多いです。
- 転職活動が上手くいかない
- 職場からの強い引き止め
-
お金(生活費)の心配
色々と不安要素が出てきます
公務員から民間企業への転職はかなり難易度が高いです。
特に年齢が高い場合や、未経験分野への転職はさらに難易度が上がります。
ですので、すぐには結果が出ません。
だんだん、未来に対してネガティブなイメージが出てきます。
このまま、就職先が見つからないんじゃないか
↓
公務員はイヤだけど、給料は安定してるし、このまま続けちゃおうか・・・
↓
(転職活動再開)
↓
やっぱり上手くいかない・・・。就職先ホントに見つかるのか!?
このような悪循環になってしまいますので、公務員を辞めると決めたなら、辞める決断を持ち続けましょう。

私も、とある面接官から「あなたは公務員を続けた方がいい」とストレートに言われたときは、さすがに退職の決意が揺らぎそうになりました。
ポイント2:転職活動は思った以上にやる事が多いので、早め早めの準備を

転職活動っていうと面接のイメージが強いんだけど、他に何をやるの?

面接はその中の一部分です。他にもたくさんやることがありますよ!
- 自分自身の棚卸し
- 今後の自分の目指すキャリアを本気で考える
- 履歴書、職務経歴書の作成
- 求人情報の収集
- 求人応募
- 面接対策
- 面接
- 内定後の生活の段取り(人によっては引っ越しなど)
働いている最中に、これらのタスクをこなさないといけません。
すべてを自分ひとりで進めると、本当に大変です。
ですので、ラクできるところは、出来るだけラクをしましょう。
無料で使えるサービスも多いですし、効率的にタスクをこなすことが出来るので、おススメですよ。

私が実際に使ったサービスは以下のものになります。
- 転職エージェント
- ハローワーク
- 県が主催する求職者支援事業への参加
これらの機関をフル活用して、自分自身の棚卸~面接対策まで一気に仕上げました。
転職活動に役立つ本も読みこんで対策しました。その時の経験を記事にしています。
公務員から民間企業への転職で大事なのは事前準備です。そのためにも役に立つ情報があれば転職が確実に有利になります。この記事では私が実際に公務員から民間企業への転職で活用した本をご紹介します。
ポイント3:役所内では転職活動の話は絶対にしない

信頼している上司や、口の堅い同僚に話すのはOKなの?

そんなことをすると、すぐウワサが広まりますよ!
「誰かが役所を辞めて転職する」という話は役所内では格好の話のネタになりますからね
転職活動がバレると、色々とめんどくさいと思います。
- 職場に残るように説得する人
- 辞める理由を興味本位で聞きたがる人
- 「アイツは辞めるから」と、態度が変わってしまう人
ですので、転職活動をしていることは周囲には絶対に言わないようにしましょう。
自分から言わない限り、バレることはほとんどありません。

ただし、不思議な事ですが転職活動をしていると、つい職場の仲のいい人に話したくなりますので、グッとガマンしましょう。
私は自分から言わなかったので、バレずに転職活動を終えることが出来ました。
ポイント4:退職手続きもしっかり考えておこう
手続き的な準備、という意味もありますが、それと同時に、逃げ道を断つことにもつながります。
本気で退職したいのであれば、逃げ道を断ってみてください。
退職日、というゴール(あなたにとっては第2のスタートですが)が決められているので、本気にならざるを得ません。
当然リスクを伴いますが、効果は抜群です。
実際に退職した時の記録を記事にしていますので、ご覧下さい。
あなたは公務員を本気で辞めようと考えているでしょう。 この記事を読み終えたら、退職への疑問がなくなり、次のステップへ進めると思いますよ! 私が実際に消防士を辞めた時の流れをもとに説明します。
まとめ:転職活動は在職中にやりましょう!!
大事なのでもう一度繰り返します。
転職活動を在職中にやる理由は以下の2点です。
・収入面、精神面の両方の安心感
・職歴の空白期間を作らないため
転職活動のポイントは以下の4つです。
-
「公務員を辞める」という決断を持ち続けること
- 転職活動は思った以上にやる事が多いので、早め早めの準備を
- 職場内で転職活動の話は絶対にしない
- 職場の退職手続きもしっかり考えておこう
公務員を辞めて、再就職する事は簡単ではありません。
しかし、自分の決めたことでしたら後悔はしないと思います。
「公務員を辞めたあとに後悔したのか」という実体験を元にした記事があります。
もし辞めたらこんな感じなのかな?という気持ちで読んでもらえれば、退職後のイメージも湧きやすいと思います。
公務員を辞めたいけどどうしよう…。迷うその気持ち、本っ当によく分かります。 迷う理由はたくさんあると思いますが、大きくはこの4点が挙げられるのではないでしょうか。